自動車乗車中の幼児の事故

自動車乗車中の幼児の事故に関するデータです。
幼児が乗車している自動車の衝撃が前方向(一般的には正面衝突とか自損事故)か、後ろ方向(一般的には追突)か別に分類してみました。
このデータからは、
  ○チャイルドシート(CRS)を使用していると被害が軽減されていること
  ○死傷者が少ないこと
  ○死亡重傷者では後方からの衝撃による被害は少ないこと
  ○斜め方向を加えると軽傷では前方からも後方からも変わらない
などと言うことがわかるかと思います。
 チャイルドシートは大切なお子さまを自動車乗車中の事故から守るための最低限の条件ですね。       

   *衝突類型別、CRS使用の有無別死傷者数
    前後に左右斜め方向
含める(注1) 含めない(注2)

前方 全自動車乗車中 15 4
CRS使用中 5 2
後方 全自動車乗車中 2 1
CRS使用中 0 0


前方 全自動車乗車中 111 65
CRS使用中 26 18
後方 全自動車乗車中 19 14
CRS使用中 4 4


前方 全自動車乗車中 4,570 2,220
CRS使用中 1,671 834
後方 全自動車乗車中 4,591 3,957
CRS使用中 2,049 1,795


注1)斜め方向というのは、側面ではなく前方又は後方への左右斜め方向からの衝撃をいい、前方左右方向からの衝撃を「前方」に含め、同じように後方左右斜め方向からの衝撃を「後方」に含めた場合の数字です。
注2)上記を含まない場合です。
注3)軽傷者とは、加療30日未満の怪我を言います。
注4)全自動車乗車中にはCRS使用中も含みます。

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