ドイツ・リトアニア紀行

                   
 機会があって、ドイツ、リトアニアの旅に出た。
 ドイツではミュンヘン、ベルリン、リトアニアではビリニュスを中心に歩いてみた。

○ 時期;2006.7末〜8上旬
○ 足(トランジェット)
   成田空港 →(JALにて) フランクフルト → (LH航空)ミュンヘン(4泊)
   ミュンヘン →(LH航空にて) ベルリン(2泊)
   ベルリン →(SK航空で) リトアニア(ビリニュス1泊)
   ビリニュス →(LH航空で) フランクフルト →(JAL)成田空港
      *JAL=日本航空  LH=ルフトハンザ航空  SK=スカンジナビア航空
      *写真のSKがチャーターしたエア−バチカンのプロペラ機でビリニュスに飛んだよ。(^_^;)

ド イ ツ

 ヨ−ロッパの今年の夏は異常気象であった。そのため連日摂氏30度をこえる猛暑。例年は湿度も少なく涼しい夏のはずの欧州ですが、なぜかこの夏は高温多湿、厳しかった。(^^;)

【ミュンヘン】

○ 宿泊先
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○ 観光                                                               

・ ホーフブロイハウス  
  1598年にバイエルン王立醸造所として、開業して以来、400年の伝統をもつ、
  ホーフブロイハウス。世界最大のビアホール。音楽有り、ビール有りで満足。

・ オデオン広場
  1841-44年に建てられた将軍堂 Feldherrnhalle がある。

・ ヴィスカルディ小径
  プロメナーデ広場の西に1711-18年建立された三位一体教会は

・ ナチズム犠牲者の地
・ ヴィッテルスバッハ宮殿
  1820-25年にかけてレオ・フォン・クレンツェによって建てられた擬古典主義様式の宮殿

・ 総統官邸
  ヒトラーが国務を執った機関である。これはベルリンの霞ヶ関と呼べるヴィルヘルム街 (Wilhelmstrasse) にあった。
  現在はミュンヘン音楽大学になっている。

・ ナチス党党本部(現、図書館))
  まさにナチスの党本部として使用していた建物。

・ 野外コンサート場
  ケーニヒ広場にある野外コンサート場である。ケーニヒ広場は第三帝国下、色々な行事に利用された。


・ ホーフブロイケラー
  いわゆるビヤホールである。さすがドイツ。ビール純粋法があるため混ぜものなしのビール、日本とは違ったおいしさ。

 ヒットラーの別荘
  ヒトラーが客人を招いたり重要な会議を催す際、そして何より私的にその絶景を楽しむために景勝地ベルヒテスガーデンに別荘
 を建てた。万一爆撃などを受けた際も地下に逃げ込めることも考慮している。絶景である。

 レジデンツ
  レジデンツはバイエルンの王家、ヴィッテルスバッハ家の居城で、その規模はヨーロッパ一大きい。装飾品等が展示されていたり、建物に施
 された彫刻等が実にすばらしい。贅沢の極みである。

・ ダッハウ強制収容所追悼所
  ダッハウ強制収容所は1933年、軍需工場跡地にSS(ナチ親衛隊) のハインリヒ・ヒムラーの命令で造られた最初のナチ収容所。
 死体の山の写真などが残っている。


【ベルリン】

○ 宿泊先
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○ 観光

 ベルリン大聖堂                     
  ヴィルヘルム時代様式の傑作  高さ114mの大聖堂

・ 戦争と暴力支配の犠牲者のための中央追悼所 (ノイエ・ヴァッヘ)
  元々は、ドイツ帝政時の兵士の詰所である建物、戦没者の顕彰施設などに利用、政治的な紆余曲折を経て、93年に、戦争と
 暴力支配の犠牲者のための中央追悼施設となった。

 写真は、ケーテ・コルヴィッツの彫像作品「死んだ息子を抱く母親」(1937)の拡大複製
 



・ ユダヤ博物館
  ユダヤ教徒の宗教生活・文化・所産などを展示する博物館・美術館のこと。


・ ホロコースト記念碑及び記念館  2005.05.12完成

  ナチスによって大量虐殺されたヨーロッパのユダヤ人犠牲者を慰霊する「ホロコースト記念碑」

・ ブランデンブルク門
  ベルリンのシンボルとされている門で正面部はパリ広場 (Pariser Platz) の東に面している。
  フリードリヒ・ヴィルヘルム2世の命により1788年から3年間の建設工事を経て1791年8月6日に竣工している。



・ ベルリンの壁跡  ドイツ大使館へ
イメージ 3 ベルリンの壁は総延長156Kmで、ベルリンを囲むように設置されていた。その壁も1989年11月9日に崩壊した。現在は、記念として一部が保存されている。

イメージ 4

壁跡の記念刻印








リトアニア

【ビリニュス】
 ヴィリニュスは人口55万人のリトアニアの首都。街は世界遺産、さすがにおとぎの国をイメージするような石畳のきれいな街でした。飛行機の窓からみたビリニュスの街は最高。

○ 宿泊先
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○ 観光

・ 杉原記念館(カウナス)     もう一つのホームページへ
 元外交官杉原千畝氏が、第二次大戦下にあった欧州リトアニア国日本領事館の領事代理時代に、ナチスドイツの迫害から逃れようとポーランドからリトアニアに脱出してきたユダヤ人難民約6000人に、日本政府の意に反しながらも人道的立場に立ち,独断で日本通過のビザを発給し続け多くの尊い命を救ったことをたたえ記念館が作られた。

・ マグナス大学日本学センター
   杉原記念館2Fに併設されているマグナス大学の日本学センター。HPは見つかりませんでした。
                                                             (写真は教場)。

 ビリニュス市内観光
 ヴィリニュス歴史地区(旧市街)は1994年に世界遺産に登録されている。
穏やかな感じのする町並みです。ちょうど雨上がり、ビリニュスの石畳が雨に映えていました。

      

 カテドゥロス広場から夜明けの門通りへと旧市街を縦断する道沿いに、歴史的建築物が集中している。
まさにヨーロッパという感じ
       

・ 夜明けの門
  かつて旧市街を囲む城壁には9つの門があったが、その中で唯一残っている門。 門の上は礼拝所になっていて、多くの人がお祈りしていた。
      


・ 立ち並ぶ露天(テント)売店   
  琥珀や布地などのテント売店が並ぶ公園



 ・ ケステチヌ王の碑



  カテドゥロス広場の脇にはリトアニアを建国したケステチヌ王の銅像が立っている。








 その他旅の雑感  

【食べ物】
◎ 食事
 ○ 実にボリュームがある。サラダ、肉、魚・・・・・何でもそうだがとにかく量が多いし、安いよ。
 ○ ドイツ、リトアニアとも肉料理が多い。ビッグなステーキ、デザートもすごいゾ〜 
    アイスクリ−ム、シャーベット、ケーキなどいずれもビッグ、これだけのものを食べいると将来やばいのでは?
  と思った。(写真は肉料理とデザートのプリン用のもの)
 ○ とにかく日本のレストランをイメージしてオーダーすると食べきれないよ。大食いの人でも結構厳しいかも?
 ○ 特においしかったのは、子羊のステーキや鹿肉のステーキ、カモ肉サラダなどあまり癖はないので、日本人でもOK
 ○ リトアニアでは家庭料理の「赤かぶのスープ」がおいしかったよ。    



◎ ドイツビール
 ○ ビールはうまいね。
   白ビール、地ビール、黒ビール・・・いろいろ飲んだがどれもうまい。
   普通に頼むと500mlグラスで出てくる。おもしろいのはグラスに注ぐときの目印ラインが引いてあること。
   このラインまでしっかりビールが注がれていないとクレームが付くそうだ(冗談かな?(*^_^*)(*^_^*))
 ○ ドイツのビールは、ビール純粋法という法律によって原料等が決まっているようだ。しかも約150年以上前に法律ができ、純粋法が今も受け継がれているとのこと。〜さすがビール王国ですね(^^;)



            
 鹿肉のステーキ            エビサラダ(ビッグだね)      実はこれもサラダ(羊、カモ、牛等の肉と野菜) 



【ホテル関係】

  5つ星のホテルに泊まったが、その中で感じた点
 ○ 今回宿泊したホテルは、いずれの調度品等は良かった。
   特に、ドリント ソフィテル シーホテル テザルネッセ は郊外の滞在型ホテルで、テザルネッセという湖の畔
  にある。実にきれいなホテル(右写真は部屋からプールが・・・・)
 ○ バスロブ、スリッパ
   海外のホテルではバスロブやスリッパの備えていないホテルもある。どことは言わないが今回のホテルの中
  にもそのようなホテルがあった。日本とは違う、どこでもあると思うなバスロブとスリッパ!(名言かな?)。
 ○ トイレ事情
   これも日本と異なり、高級ホテルでもウオッシュレットはない。日本で世話になっていると「ない」と困るね。
   日本のina・・・など専門企業殿、海外でも事業展開をぜひお願いしたいものだ。
   それから、トイレブラシがかならず備えられている。汚したら自分で掃除してね〜って感じ。


【交通】
 ○ 自転車優先

  注意しなければ行けないのは、道路を歩く時。歩道上などに自転車専用レーンが設けられている。ここでは自転車が優先らしい。歩行者がこの自転車専用レーンに入っていてその交通を妨げた場合には罰則があるとか(調査確認中)?。もちろん事故(自転車と歩行者)があった場合には、歩行者側の過失が大きくなるらしい。
 
  ←ベルリン                    ビリニュス→ 

 そのほか、自転車専用信号機などもあり自転車優先思想がきめ細かい。





 ○ 信号機
 
ヨーロッパの信号は縦型。信号灯器の表示方法でおもしろいのは、赤色の後、赤色+黄色が表示され、次に青になることだ。青色矢印のような信号表示も多く使われている。日本との違いとしては信号機の灯器の大きさが小さいこと、また別の信号機では赤色が大きく他の黄色、青色は小さいなど。日本は見やすくわかりやすくといういうことで親切すぎるのかな?(*^_^*)(*^_^*)
    
















 ○ 高速道路(アウトバーン) 
 
ドイツといえば、アウトバーンだよね。結構路面補修が繰り返されており、走行中、ボコボコ感を感じる。
 日本の高速道路と路面状況は同じのように感じた。
 聞いていたように、一般的には100km/h〜120km/hで流れている。ちょうどバケーション時期なためにキャンピングカーが目立った。
 高速道路でも大型の門形の電光式の道路情報板が取り付けられ、車線規制情報や渋滞などの表示がされていた。
                    

【帰国時の雲海】






 とてもきれいな雲海を眺めることができました